WEBデザインの勉強だニャー

Photoshop・Illustratorのウェブデザインを勉強中!その他htmlやcss・javascriptの備忘録

いいものを作っても売れない時代の「脱メーカー発想のものづくり」

「ものづくり」を若者の感性・脱メーカー発想で変える

ワールドビジネスサテライト1月6日の内容で気になったまとめ感想。
埋もれがちな地方工芸品を日本のものづくりをコンセプトにして職人と協業しながら商品開発をするSELFと、脱メーカー発想で新しい家電市場をつくろうとしているハイアールアジアを取り上げている。

クリエイティブチーム「SELF」と伊勢丹の地方の工芸品などのネット販売

SELFはもともとアパレル業界のプロモーション実績があり、伊勢丹以外でもパルコやスターバックスなど多くのクライアントを持ち、日頃から地方をまわり製造から販売までアドバイスを行っている。

番組では、創業100年を超える和紙加工メーカー丸二へのアドバイスを取材同行。

メーカー悩みの声「使われる層が上の層ばかりなので売れない。若い層にも売れるには改良するところがある」

SELF「使われる用途がわからない。消費者に一目で商品の魅力が伝わるわかりやすさの工夫が必要

ハイアールアジアの冷蔵庫ビジネス

白物家電は飽きのこない目立たないものがコンセプトだったが、家具やファッションのように気分で着せ替えたりしても面白いんじゃないか、製造業やメーカーの枠から脱却した考え方が必要になってくる。

扉に液晶モニター!ハイアール冷蔵庫

課金ビジネスを取り入れていく。
スマホでフリックすれば、冷蔵庫液晶モニターに映るような仕組み、今夏発売予定

オフィス向け食材提供冷蔵庫

オフィスの冷蔵庫に食材提供するBtoBサービス
導入しているサイバーエージェント社員の声「忙しいとコンビニとかで手軽に済ませがちだが、(オフィス冷蔵庫を導入したことで)手の届く範囲で野菜など食べれるので嬉しい」

一番の作り手を目指す前に一番の買い手になるのが企業の成功につながる時代

SELFとハイアールアジアの取り組みをみての考え備忘録。
両方共通しているのは、自社の商品や売ろうとしているものの一番のファンになることが重要だと感じた。
前者の地方工芸品のネット販売については、しばらくは(コンサルタントを含めた)ネット販売代理店などの草刈り場となりそう。技術はあるものの、リアル店舗での販売しかできない職人・経営者・会社にとって、わかるものがいないので提案し放題。提案力が小規模で販売代理の成立スピードが遅ければ、地方工芸の衰退や技術の伝承が途絶えてしまうので、大手EC会社にぜひとも進めてほしい。ZOZOタウンで長年のネット販売実績をもつ株式会社スタートトゥデイが良さそう。 WEARでのCtoC販売に期待しているが、本業のECプラットフォーム(BtoC)とのジレンマがあるので、工芸品をファッション感覚で売ってみてはどうだろうか。

ハイアールアジアの冷蔵庫ビジネスは面白い。データが集まるところが儲かる場所というのがここ数年何かを見極める自身の指標にしていますが、まさに職場冷蔵庫のなかのデータは冷蔵庫というより宝庫。データを二次利用してハイアールが家電ではなく、野菜を売ることも可能。実際大手家電メーカーで植物工場に参入している企業は、スマート家電でのデータから販売につなげる課金ビジネスを考えているに違いない。便器や専用キットで尿などから健康状況、不足栄養素などを見える化して、「あなたに必要なものは◯月◯日△△工場で採れたレタスで、製造番号〜〜が最適です」なんて実現しそうだ。

今の日本が悲劇的なのは、決定権がある人が自社の商品を一番待ち望むファンである人が極端に少ないことが敗因。テレビでそれは確認できる。新製品発売に立ち会った家電メーカー社長がはじめて商品を目にするようなことが普通に放送されている。

ジョブズとまでは言わないが企業トップは自社の商品やサービスに一番近いところにいなくてはならない、どんな時代であっても。技術の進歩で消費行動や潜在購買層のデータ化が可能になれば、もう必要はないことかもしれないが、まだ世に出ていない革新的製品ほどデータが乏しい分、一番の消費者目線が問われる。革新的商品やサービスを世に出す企業であればあるほど、決定権をもつ人間は一番の消費者でなければならない。